菊人形を写真に収める来場者=1日午後、弘前市の弘前公園

 城下町の秋を彩る「弘前城菊と紅葉まつり」(まつり運営委員会主催)が1日、青森県弘前市の弘前公園・弘前城植物園を主会場に開幕した。昨年は新型コロナウイルス感染症の影響で中止。市民は2年ぶりの開催を喜び、約1万7千本の菊の花や定番の菊人形に見入った。7日まで。

 呼び物の一つが巨大な龍をかたどったフラワーアート「昇天華龍(かりゅう)」。竹で組んだ龍は長さ100メートルで、胴体を花で飾り付けている。そのほか色とりどりのフラワーアートや、水がめに花を浮かべた花手水(ちょうず)も美しく並んでいる。夫婦で訪れた弘前市の小笠原洋子さん(79)は「毎年来ているけれども、今年は雰囲気がとても良い。ゆっくり楽しみたい」と話した。

 夜はあんどんも設置されるなどライトアップ。プロジェクターによる映像を昇天華龍に投影するなど、幻想的な演出が施される。

 開始式では桜田宏市長が「このまつりが津軽地域の元気回復と皆さんの笑顔につながることを願っている」とあいさつ。弘前城植物園写生大会で市長賞に選ばれた同市の福村小学校2年の原田春馬君に賞状を手渡した。

 例年は10月中旬に始まり3週間ほど行われるが、今回は感染予防の観点などから1週間に短縮して行われる。会期中は植物園や本丸などを無料開放。感染予防のため菊の花の販売は中止する。

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