個性光る作品ずらり 東奥児童美術展が開幕


 第89回東奥児童美術展(東奥日報社主催、東奥日報文化財団共催、サクラクレパス協賛)が28日、青森市の東奥日報新町ビル3階New’sホールで始まった。家族と過ごした思い出や、保育園や幼稚園、学校などの行事、動物のかわいらしい姿などを、思い思いの色使いで元気いっぱいに表現した絵や版画が並んでいる。

 今年は県内の園児や小中学生から、図画4298点、版画655点の応募があり、会場には入賞作品536点(図画440点、版画96点)を展示している。

 初日は青森市の青森藤こども園の園児ら約40人が訪れ、「かわいい絵だね」「上手だね」などと話しながら作品に見入った。お泊まり会の様子を描いて準特選に選ばれた同園の阿部愛子ちゃん(6)は「みんなで泊まって楽しかったところを描いた」、同じくお泊まり会の場面を描いて入選だった同園の工藤結仁ちゃん(6)は「上手に描けたと思う」と笑顔を見せた。

 同展は11月7日まで。入場無料。開館時間は午前10時~午後5時(最終入場は同4時半)。

個性あふれる作品の数々が来場者の目を引いた東奥児童美術展

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