青森県弘前市内で今月、珍しい焼き芋や野菜・果物の自動販売機が相次いで登場し、道行く人の視線を集めている。それぞれの自販機に、障害者の人たちの自立や就労を支援しようとの思いが込められている。
焼き芋の自動販売機は29日、弘前市和泉の弘前モータースクール玄関脇にお目見えした。展開する農福産業(宮崎県)によると、県内初で全国13府県目。これまでの最北地は埼玉県だった。
焼き芋は濃厚な甘さが特長の紅はるかで、500円のレギュラー(190グラム)と400円のハーフ(110グラム)の2種類ある。温冷それぞれ用意した。缶に入って出てくる。
サツマイモの栽培から加工までの作業は、宮崎県内で障害者が担っている。自販機を誘致した自動車部品販売「フジモーターズ」の新戸部大輝副社長は「ゆくゆくは青森でも商品の補充などを障害者の方にお願いできるようにし、サツマイモの栽培の可能性も探っていきたい」と話している。
野菜や果物の自動販売機は、板柳町の障害者就労継続支援事業所「にじのいろ」がこのほど、弘前市三和の県道沿いに設置した。事業所の利用者が共同で育てたピーマンの規格外品や、近隣農家のプルーン、ナシを1袋100円で販売している。
にじのいろでは毎年、利用者がハウス4棟でピーマンの栽培に取り組んでいる。これまで道路脇で無人販売などを行っていたが、太陽の光で色や鮮度が落ちるなどの問題があった。季節によって旬の野菜や果物に入れ替える。
にじのいろ管理者の白川恵さんは「市場や道の駅に農産物を持っていく交通手段がない生産者に(販売の場として)利用してもらいたい」と話している。
焼き芋の自動販売機は29日、弘前市和泉の弘前モータースクール玄関脇にお目見えした。展開する農福産業(宮崎県)によると、県内初で全国13府県目。これまでの最北地は埼玉県だった。
焼き芋は濃厚な甘さが特長の紅はるかで、500円のレギュラー(190グラム)と400円のハーフ(110グラム)の2種類ある。温冷それぞれ用意した。缶に入って出てくる。
サツマイモの栽培から加工までの作業は、宮崎県内で障害者が担っている。自販機を誘致した自動車部品販売「フジモーターズ」の新戸部大輝副社長は「ゆくゆくは青森でも商品の補充などを障害者の方にお願いできるようにし、サツマイモの栽培の可能性も探っていきたい」と話している。
野菜や果物の自動販売機は、板柳町の障害者就労継続支援事業所「にじのいろ」がこのほど、弘前市三和の県道沿いに設置した。事業所の利用者が共同で育てたピーマンの規格外品や、近隣農家のプルーン、ナシを1袋100円で販売している。
にじのいろでは毎年、利用者がハウス4棟でピーマンの栽培に取り組んでいる。これまで道路脇で無人販売などを行っていたが、太陽の光で色や鮮度が落ちるなどの問題があった。季節によって旬の野菜や果物に入れ替える。
にじのいろ管理者の白川恵さんは「市場や道の駅に農産物を持っていく交通手段がない生産者に(販売の場として)利用してもらいたい」と話している。