南部・観光農園でサクランボ狩り始まる

南部町の観光農園でサクランボ狩りを楽しむ観光客

 サクランボの主産地・青森県南部町の観光農園で19日、サクランボ狩りが始まった。凍霜害の影響による着果量不足や新型コロナウイルス感染防止対策で、来園者の受け入れを昨年に続き電話予約に限定した中、訪れた人たちは初夏の味覚を満喫した。

 同町高瀬の東武観光農園では、約10品種の食べ比べができる。三沢市から娘や知人家族らと7人で訪れた齋藤美香さん(41)にとっては、初めてのサクランボ狩り体験。「紅秀峰が特に甘くておいしかった」と満足げに話した。

 園主の東武さん(85)は2カ所で観光農園を営むが、1カ所が平年作を確保しているのに対し、もう1カ所は半作に届かないという。「着果量が少ない分、大きくておいしい実になるので、観光客には楽しんでほしい」と話した。

 名川観光さくらんぼ園振興会に所属する13観光農園でのサクランボ狩りは7月11日まで。40分間食べ放題で中学生以上千円、小学生700円、3歳~就学前300円。希望日の1週間前から3日前までの事前予約制。

 予約・問い合わせは、ながわ農業観光案内所(電話0178-76-3020、76-2471)へ。

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