産直施設「ふのりちゃん」が営業/風間浦

ずらりと並ぶ海藻の中から品定めをする買い物客

 青森県風間浦村蛇浦地区にある産直施設「ふのりちゃん」が冬季休業を終え、今年も営業を始めた。16日は、津軽海峡で採れた海藻約10種類や地元産の山菜、キノコなどが並び、地元の人や観光客らが買い求めていた。

 ふのりちゃんは2013年にオープン。地元の女性や漁師からなる「かざまうら産直友の会」(高橋美保子会長)が運営している。今年は4月24日にオープン。24、25日はフノリ汁を振る舞い、商品を購入した100組に海藻のミニパックをプレゼントした。

 店頭には、地元の漁師らが収穫して干すなどした乾燥フノリ、早煮コンブ、焼きマツモ、乾燥ヒジキ、岩ノリ、天草、天然ワカメなどがずらりと並んだ。スタッフは「今年のフノリは昨年より艶があり品質がいい。焼いた岩ノリは今が旬の商品で、よく売れている」と話した。

 高橋会長は「今季もオープンできてほっとしている。風間浦のきれいな海で採れた海藻はミネラル豊富なので食べてみてほしい。コンブ巻きもおすすめ」と話した。今季の営業は毎週土、日曜日の午前10時~午後4時。

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