青森駅の思い出たっぷり 写真100点展示

現在の青森駅での思い出を題材にした写真展=8日、同駅東口待合室

 1959(昭和34)年開業の現・青森駅を主な題材にした「思い出の写真展」が、同駅東口待合室で開かれている。老朽化に伴う新駅舎の整備により、現在の駅舎が2021年度に解体されることを受けてJR東日本盛岡支社が開催した。作品を寄せた市民らが「お疲れさま」「ありがとう」と言葉を添えた作品約100点は、味わい深い昭和期の駅舎など見どころが多い。展示は3月末まで。

 同社が20年12月から1カ月余り作品を募集したところ、青森県を中心に首都圏、関西などから86点が集まった。青森駅関係者が提供した11点と合わせて今月1日に展示を始めた。

 作品は、「SL銀河青函DC号」が特別運行のため16年9月に青森駅にやって来たときや、1988年3月に津軽海峡線開業の出発式が行われたホームでのにぎわいの様子が目を引く。現駅舎や快速列車を背にした家族の記念写真といったほほ笑ましい作品もある。

 仕事で駅を訪れていた静岡県の男性(58)は「駅を利用したことがある学生時代を思い出し、懐かしい」と笑顔。JRの担当者は「市民や観光客の思いが詰まった写真ばかり。ぜひ見てほしい」と呼び掛けている。

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