県産食材の料理、地酒、買い物… リモートで青森県疑似旅行

県産食材の料理を食べながら、参加者とオンラインで会話する上明戸さん

 青森県は、コロナ禍の移動制限で青森県に旅行できない人などを対象に、オンラインで県産食材の料理や市場での買い物を疑似体験するリモート観光「あおもりもーとツーリズム」を1月29日から始めた。青森県への関心を高め、新型コロナウイルス収束後に、実際に訪れてもらうことを目指す。

 同日は青森市の「海鮮創作 海坊厨」を会場に、県産食材を使った料理と「田酒」を楽しむプランを実施。東京と宮城県から5組が参加した。参加者は事前に送られた料理と田酒を自宅で楽しみながら、ビデオ会議システム「Zoom(ズーム)」で会場にいる代理旅行者のフリーアナウンサー・上明戸華恵さんとつながった。参加者たちは上明戸さんと青森に関するエピソードを話したり、オーナーの早瀬剛さんに料理の説明をしてもらいながら青森の雰囲気を満喫した。

 東京から夫と一緒に参加した40代女性は「皆さんと一体感があってよかった。青森に行ってみたいという気分が高まった」と話した。

 リモート観光の実施期間は3月19日まで。今後は青森県の料理や地酒を楽しむプランのほか、市場を巡って買い物をするプランなどを予定。また、参加者が行きたいところに合わせたオーダーメードプランも募集している。

 申し込み、詳細はあおもりもーとツーリズムのホームページへ。

青森市

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