ねぶた題材に「消火栓アート」8年ぶりお色直し/青森

消火栓に色付けする北村さん(左)と妻の登志枝さん。10基目は「鍾馗」を題材にした

 青森市の新町通りにある消火栓にアーティストが絵を描く「消火栓アート」が11月、2012年以来8年ぶりに「お色直し」された。今回は同市のねぶた師北村春一さん(39)が、ねぶたを題材にした作品を披露。道行く市民や観光客らの目を引いている。

 消火栓アートは、新町商店街振興組合が1997年に始め、これまで同市出身のイラストレーター故・沢田としきさん(97、2001年)、同市出身の画家木部一樹さん(06年)、同市のねぶた師竹浪比呂央さん(12年)が、それぞれの感性を反映した作品で、新町通りを彩ってきた。

 その後、時間の経過とともに消火栓も色あせてきたことなどから、同組合が塗り直しを決定。消火栓アートの数が10基、12月で東北新幹線全線開業10年となることから「10」にちなみ、本年度デビュー10年目を迎えた北村さんに白羽の矢を立てた。

 北村さんは11月上旬から中旬にかけ、妻・登志枝さん、弟子の板垣大地さんと共に、デビューした11年度から19年度までに制作した大型ねぶた9作品と、病魔を払う鬼神「鍾馗(しょうき)」を題材に、ペンキを使って、ねぶた独特の面を力強く、かつ繊細に塗り上げた。

 北村さんは「楽しくできた。ねぶた師として、まちづくりに貢献できたのはありがたい」と充実した表情。同組合の内藤亘理事は「彼のねぶたの歴史が消火栓に刻まれている。町歩きの主役の一つです」とPRした。

 消火栓アートは、柳町通りの交差点付近から青森駅までの間、新町通りの海手側で見ることができる。

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