冬に旬を迎える青森県風間浦村のアンコウ(キアンコウ)の水揚げが始まった。同村蛇浦漁協荷さばき所では12日、ずしりと重みのあるアンコウが次々と姿を現し、ハマに冬の訪れを告げた。蛇浦漁協の大野兼司組合長は「今年はコロナで安値が心配だが、大漁に期待したい」と話した。
蛇浦漁協所属の漁師木下清さん(40)は、8日に仕掛けた刺し網を12日に引き揚げた。漁解禁直後の11月上旬は例年、アンコウが網にかからないこともあるというが「今年はまずまずのスタート。水温がもっと低くなれば、アンコウが漁場に近づいてきて、水揚げも増えていく」と話した。漁協職員はこの日取れたアンコウの重さを1匹ずつ量り、木箱に詰めたり、生きたまま水槽に入れたり、出荷の準備を進めた。
村によると、村内3漁協合計の漁獲量は直近5年間平均で56.3トンだったが、2018、19年は70トンを超え、回復傾向にある。村内の飲食店や宿泊施設では来月中旬からアンコウを使ったコース料理を楽しめる。
蛇浦漁協所属の漁師木下清さん(40)は、8日に仕掛けた刺し網を12日に引き揚げた。漁解禁直後の11月上旬は例年、アンコウが網にかからないこともあるというが「今年はまずまずのスタート。水温がもっと低くなれば、アンコウが漁場に近づいてきて、水揚げも増えていく」と話した。漁協職員はこの日取れたアンコウの重さを1匹ずつ量り、木箱に詰めたり、生きたまま水槽に入れたり、出荷の準備を進めた。
村によると、村内3漁協合計の漁獲量は直近5年間平均で56.3トンだったが、2018、19年は70トンを超え、回復傾向にある。村内の飲食店や宿泊施設では来月中旬からアンコウを使ったコース料理を楽しめる。