大正時代の貴重なステンドグラスが残る青森県中泊町の旧家「宮越家」の11月の一般公開を前に、離れの名前にちなんだお菓子「詩夢庵(しむあん)」が17日に発売される。同町出身の一戸康彦さんが経営する洋菓子店アンジェリック(青森市)が開発。大正時代をイメージしながら、バターや練乳で現代風に仕立てた。柔らかな生地となめらかなミルク餡(あん)が特徴。パッケージには、詩夢庵の丸窓のステンドグラスをプリントした。
詩夢庵は、1920(大正9)年に当主の正治氏が妻のイハさんのために建てたもので、今年築100年に当たる。
16日、濱舘豊光中泊町長と一戸さんらが県庁を訪れ、三村申吾知事にPRした。濱舘町長は「(宮越家の)ストーリーとともに味わってほしい」と話した。
一戸さんは取材に「正治さんが妻に食べさせたいお菓子は何か考えて作った。まずは地元の人に愛されるお菓子になってほしい」と語った。
1個130円、1箱10個入りが1500円(いずれも税込み)。中泊町の特産直売所「ピュア」と青森市のアンジェリック青森店で販売する。
詩夢庵は、1920(大正9)年に当主の正治氏が妻のイハさんのために建てたもので、今年築100年に当たる。
16日、濱舘豊光中泊町長と一戸さんらが県庁を訪れ、三村申吾知事にPRした。濱舘町長は「(宮越家の)ストーリーとともに味わってほしい」と話した。
一戸さんは取材に「正治さんが妻に食べさせたいお菓子は何か考えて作った。まずは地元の人に愛されるお菓子になってほしい」と語った。
1個130円、1箱10個入りが1500円(いずれも税込み)。中泊町の特産直売所「ピュア」と青森市のアンジェリック青森店で販売する。