電線地中化で景観スッキリ/弘前・青銀記念館前

建物正面を電線が横切っていた埋設前(写真下)と、埋設後の青銀記念館(同上)。建物前の空間がすっきりし、景観が大きく向上した

 青森県弘前市元長町にある国重要文化財・旧第五十九銀行本店本館(青森銀行記念館)前の県道の電線が地中化され、景観が大きく向上した。青銀記念館は市の重要な観光資源の一つでもあり、関係者から歓迎の声が聞かれている。

 県中南地域県民局によると、歩道整備などを含めた電線共同溝の整備事業は、近接する一番町地区と一体的な計画で2011年度から行われ、青銀記念館前の埋設工事がほぼ完了した。同県民局地域整備部道路施設課の担当者は「景観の向上も電線埋設の大きな目的の一つ」という。

 青銀記念館は地元の名匠・堀江佐吉が手がけた、木造2階建てのルネサンス様式の洋風建築で、同じく堀江が手がけた追手門広場内の旧弘前市立図書館などとともに、市内に残る代表的な洋風建築の一つ。観光客にも人気のスポットだが、全景を入れた写真を撮影する際などに、建物の正面を横切る電線が景観を阻害しているとの指摘もあった。

 弘前の街歩きガイドを行う市民グループ・弘前路地裏探偵団は現在、記念館周辺で、雪の洋館を巡るツアー「洋館迷宮散歩」を実施中。団長の鹿田智嵩(しかたともかさ)さんは電線地中化について「現在整備が進められている、記念館前の市民中央広場も含め、周辺がすっきりとした新しい風景になることを期待している」と話している。

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