名称は「海峡の湯」 下風呂の新温泉施設

新温泉施設の名称を発表する冨岡村長=8日午後、風間浦村役場

 青森県風間浦村下風呂に建設中の温泉施設の名称が「下風呂温泉 海峡の湯」に決まった。村が8日、村役場で発表した。施設は夏ごろまでの完成を目指しており、冨岡宏村長は「大変良い名称。露天風呂から海峡を望みながらゆっくりしてもらいたい」と話した。

 名称は昨年7~9月に公募。青森県など28都道府県から169件の応募があり、村商工会や下風呂財産区管理会、下北地域県民局などの代表者でつくる検討委員会が決定した。

 新名称となった「下風呂温泉 海峡の湯」の応募者は7人おり、その中から抽選で八戸市の小林利男さんが最優秀賞に、六戸町の山内粛子さん、五戸町の小泉信幸さんが優秀賞に選ばれた。小林さんは命名の理由について「下風呂温泉の地域環境と津軽海峡が密接に関係しているため」とコメントを寄せた。

 冨岡村長は「下風呂温泉は廃業した旅館や民宿も多く、この施設が温泉街全体のにぎわいを取り戻す核となってほしい」と期待した。

 村は2018年、文豪・井上靖が宿泊した長谷旅館と周辺の空き地など計6軒分の土地を取得。新施設は老朽化が著しい共同浴場「新湯」と「大湯」を集約し、同旅館の湯と合わせて3種類の源泉を楽しめるようにする。木造2階建てで、延べ床面積は約735平方メートル。2階には井上靖が「海峡」を執筆した同旅館3号室を再現するほか、村にゆかりのある文学者を紹介するスペースを設けるという。

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