活ホタテ不足のため、昨年9月から提供を控えてきた青森県平内町の新・ご当地グルメ「平内ホタテ活御膳」が1日、およそ半年ぶりに復活する。今年も活ホタテの水揚げが少ないとみられるため、関係者は1日当たりに出すお膳の数を抑える方針だ。水揚げが元々少ない秋などにまた提供を控えることも検討する。
陸奥湾産の活ホタテは2017年夏に起こった異常潮流の影響で、多くの貝が死んだり傷ついたりし、17、18年と水揚げ量が落ち込んだ。ホタテ料理が売りの町営レストラン「ホタテ一番」が昨年5月に開業し活御膳の提供数が急増したこともあり、活ホタテの確保はますます難しくなっていた。
提供再開は、活ホタテの水揚げが増える時期に入り、当面活ホタテが手に入るめどがついたため。1日から提供4店舗のうち、夏泊ゴルフリンクス内の1店を除く3店舗で始める。
ただ、来客数の約8割を集めるホタテ一番は1日当たり50食程度に限定する。ほかの店も数を抑える。価格も活ホタテの価格上昇に合わせ、1500円から1800円に値上げする。
関係者によると、異常潮流の影響は今年も続き、秋以降、再び活ホタテ不足に陥る見込みという。町はホタテの安定供給に向けて、平内町漁協と既に協議を始め、関係予算も確保した。
活御膳の提供店舗などでつくる平内ホタテ料理推進協議会のベイビー畑井事務局長は「活ホタテが足りないため、供給問題の抜本的な解決は難しい。活御膳を食べに平内に行く際は、売り切れの場合もあるため、事前に問い合わせてほしい」と話している。
陸奥湾産の活ホタテは2017年夏に起こった異常潮流の影響で、多くの貝が死んだり傷ついたりし、17、18年と水揚げ量が落ち込んだ。ホタテ料理が売りの町営レストラン「ホタテ一番」が昨年5月に開業し活御膳の提供数が急増したこともあり、活ホタテの確保はますます難しくなっていた。
提供再開は、活ホタテの水揚げが増える時期に入り、当面活ホタテが手に入るめどがついたため。1日から提供4店舗のうち、夏泊ゴルフリンクス内の1店を除く3店舗で始める。
ただ、来客数の約8割を集めるホタテ一番は1日当たり50食程度に限定する。ほかの店も数を抑える。価格も活ホタテの価格上昇に合わせ、1500円から1800円に値上げする。
関係者によると、異常潮流の影響は今年も続き、秋以降、再び活ホタテ不足に陥る見込みという。町はホタテの安定供給に向けて、平内町漁協と既に協議を始め、関係予算も確保した。
活御膳の提供店舗などでつくる平内ホタテ料理推進協議会のベイビー畑井事務局長は「活ホタテが足りないため、供給問題の抜本的な解決は難しい。活御膳を食べに平内に行く際は、売り切れの場合もあるため、事前に問い合わせてほしい」と話している。