
国重要文化財・五重塔がある青森県弘前市銅屋町の最勝院は29日、年末恒例のすす払いを行った。檀家(だんか)と学生ら合わせて8人が、ササの葉を結わえた竹ざおで本堂や五重塔にたまった1年間のほこりを落とし、清めた。
青空が広がる穏やかな空模様の中、参加者は清めの儀式に臨み、作業に取り掛かった。約3メートルの竹ざおを手に境内を回り、鐘つきや仁王門、水屋など6カ所を払い清めた。清めた場所には、新しいしめ縄を飾り付け、新年を迎える準備を整えた。
布施公彰住職は「災害が多く、自然の猛威にはかなわないということを如実に感じた一年」と今年を振り返り、「来年の干支(えと)・子(ね)は繁栄の象徴。オリンピック開催も相まって、日本が潤う年になってほしい」と話していた。
最勝院では、三が日で例年並みの7万~8万人の人出を見込んでいる。
青空が広がる穏やかな空模様の中、参加者は清めの儀式に臨み、作業に取り掛かった。約3メートルの竹ざおを手に境内を回り、鐘つきや仁王門、水屋など6カ所を払い清めた。清めた場所には、新しいしめ縄を飾り付け、新年を迎える準備を整えた。
布施公彰住職は「災害が多く、自然の猛威にはかなわないということを如実に感じた一年」と今年を振り返り、「来年の干支(えと)・子(ね)は繁栄の象徴。オリンピック開催も相まって、日本が潤う年になってほしい」と話していた。
最勝院では、三が日で例年並みの7万~8万人の人出を見込んでいる。