こぎん刺しの歴史的資料から、現代のこぎん作家の作品や材料店までが一堂に会す「こぎんのいま展」が21日から、青森県西目屋村の道の駅「津軽白神」で開かれる。おいらせ町出身のデザイナーでkogin.net(コギンドットネット)主宰の山端家昌さん(36)=東京都=が監修し、県内外の42組が出展する。山端さんは「こぎんのフルコースとも言える豪華メンバーが集まった。『西こぎん』発祥の地の西目屋村を盛り上げたい」と話している。
同展は道の駅が主催。9~10月に東奥日報文化面に掲載された連載記事「こぎんのいま」をきっかけに、令和という新しい時代にこぎんと共に生きる人々のつながりを表現しようと山端さんが監修した。3種類に大別されるこぎんのうち「西こぎん」発祥の地である西目屋村での開催とあって、短期間で多彩な出展者が集まったという。
会場には、大正時代に農閑工芸としてこぎん刺しの製品開発に取り組んだ平川市の大川亮さんのチョッキとバッグ、弘前こぎん研究所が昭和初期から取り組んだ、古作こぎんの模様を再現して刺した模様集、弘前市の古作こぎん収集家石田昭子さん所蔵の西こぎん着物など貴重な資料が並ぶ。
鎌田久子さん、貴田洋子さん、佐藤陽子さん、田中敏昭さんら現代のこぎん作家の作品展示のほか、若手作家によるアクセサリーなどの小物や材料店オリジナルの糸や布の販売も行う。
道の駅の桑田翼駅長は「こぎん刺しを冬の西目屋村の観光コンテンツとして力を入れたい」と話した。会期は前期が来年1月30日まで。展示替えし、後期は2月1日~3月31日。2月1、2日には西こぎんのルーツを巡るツアーも行う。ツアーの問い合わせは津軽白神ツアー(電話0172-85-3315)へ。
同展は道の駅が主催。9~10月に東奥日報文化面に掲載された連載記事「こぎんのいま」をきっかけに、令和という新しい時代にこぎんと共に生きる人々のつながりを表現しようと山端さんが監修した。3種類に大別されるこぎんのうち「西こぎん」発祥の地である西目屋村での開催とあって、短期間で多彩な出展者が集まったという。
会場には、大正時代に農閑工芸としてこぎん刺しの製品開発に取り組んだ平川市の大川亮さんのチョッキとバッグ、弘前こぎん研究所が昭和初期から取り組んだ、古作こぎんの模様を再現して刺した模様集、弘前市の古作こぎん収集家石田昭子さん所蔵の西こぎん着物など貴重な資料が並ぶ。
鎌田久子さん、貴田洋子さん、佐藤陽子さん、田中敏昭さんら現代のこぎん作家の作品展示のほか、若手作家によるアクセサリーなどの小物や材料店オリジナルの糸や布の販売も行う。
道の駅の桑田翼駅長は「こぎん刺しを冬の西目屋村の観光コンテンツとして力を入れたい」と話した。会期は前期が来年1月30日まで。展示替えし、後期は2月1日~3月31日。2月1、2日には西こぎんのルーツを巡るツアーも行う。ツアーの問い合わせは津軽白神ツアー(電話0172-85-3315)へ。