世界自然遺産・白神山地の津軽峠にある推定樹齢400年の「マザーツリー」(青森県西目屋村)が枯死したことを受け、津軽森林管理署(弘前市)は、同峠近くにある推定樹齢約300年のブナの木を後継のシンボルツリーに選定した。
同管理署によると、新しいツリーは、遊歩道「ブナ巨木ふれあいの径(みち)」沿い、白神ライン(県道岩崎西目屋弘前線)の近くにある。現時点で詳しい位置は公表していない。
樹高約27メートル、幹回り約4メートル、直径約1.3メートルで、マザーツリーよりも一回り小さいが、ブナの木としてはかなり大きいという。
同管理署が6月から、枯死したマザーツリーの周辺を調査し、西目屋村などの関係者と協議した上で、2日までに、樹勢が際立って良いブナの木を「白神の豊かな自然を象徴する木」として選んだ。
これまで白神のシンボルとして親しまれてきたマザーツリーは、2018年9月の台風で大きく幹が折れた後、樹勢が衰え、今春までに枯死していることが確認された。同村は、ありのままの自然を見てもらうため、手をつけずにこのまま保存していく方針。
同管理署の吉川浩人・森林技術指導官は「新しいシンボルツリーを新たな観光資源として位置付け、多くの人に見てもらうことによって、地域振興に寄与していきたい」と語った。同村産業課の担当者は「後継のツリーはアクセスが良い場所にあるので、多くの人に来てもらい、白神の豊かな自然を感じてもらいたい」と話した。
同管理署は新しいツリーの名称を募集。白神山地ビジターセンター、アクアグリーンビレッジANMON、道の駅津軽白神ビーチにしめやに設置されている応募用紙による応募や二次元コードでも受け付けている。締め切りは9月23日まで。問い合わせは同管理署(電話050-3160-5870、メールt_tugaru@maff.go.jp)へ。
同管理署によると、新しいツリーは、遊歩道「ブナ巨木ふれあいの径(みち)」沿い、白神ライン(県道岩崎西目屋弘前線)の近くにある。現時点で詳しい位置は公表していない。
樹高約27メートル、幹回り約4メートル、直径約1.3メートルで、マザーツリーよりも一回り小さいが、ブナの木としてはかなり大きいという。
同管理署が6月から、枯死したマザーツリーの周辺を調査し、西目屋村などの関係者と協議した上で、2日までに、樹勢が際立って良いブナの木を「白神の豊かな自然を象徴する木」として選んだ。
これまで白神のシンボルとして親しまれてきたマザーツリーは、2018年9月の台風で大きく幹が折れた後、樹勢が衰え、今春までに枯死していることが確認された。同村は、ありのままの自然を見てもらうため、手をつけずにこのまま保存していく方針。
同管理署の吉川浩人・森林技術指導官は「新しいシンボルツリーを新たな観光資源として位置付け、多くの人に見てもらうことによって、地域振興に寄与していきたい」と語った。同村産業課の担当者は「後継のツリーはアクセスが良い場所にあるので、多くの人に来てもらい、白神の豊かな自然を感じてもらいたい」と話した。
同管理署は新しいツリーの名称を募集。白神山地ビジターセンター、アクアグリーンビレッジANMON、道の駅津軽白神ビーチにしめやに設置されている応募用紙による応募や二次元コードでも受け付けている。締め切りは9月23日まで。問い合わせは同管理署(電話050-3160-5870、メールt_tugaru@maff.go.jp)へ。