空港リンゴのパン好評 売店、製造元で限定販売/三沢

空港のリンゴで作られたパン。奥側の2個はスカイマートビードルで、手前の1個はピクニックで販売されている商品

 三沢空港ターミナルビル敷地内で収穫したリンゴを使ったパンの販売が、今年も同ビルなどで始まった。2016年に初めて企画、販売しなかった年もあるが、3回目の今年はリンゴの生育が順調で、おいしく仕上がっているという。

 三沢空港ターミナルは、ビル敷地や隣接地で、観賞用と食用のリンゴ約50本を育てている。パン製造・販売は、ビルを運営する第三セクター・三沢空港ターミナル(青森県三沢市)が企画。今年は11月に同市のいちい幼稚園児が収穫した「ふじ」などを原料に、同市桜町2丁目のパン店「パン工房ピクニック」が製造する。

 ビル2階売店「スカイマートビードル」(午前8時40分~午後7時)では6日、「三沢空港りんごパン」(税込み160円)の販売を始めた。12月の金曜のみ1日10個限定で販売する。「ピクニック」(午前7時~午後6時、木曜定休)では「三沢空港のリンゴで作ったリンゴのパン」(同280円)を11月から毎日販売。原料のリンゴがなくなり次第、終了する。

 三沢空港ターミナルビルの小原暢(みつる)さんは「空港利用者に青森県らしさを感じてもらえれば。できれば空港の目玉商品に育てていきたい」、ピクニックの橋本理賢(りけん)店主は「今年はリンゴの質や香りが良く収穫量も多い。リンゴを使ったパンは好評です」と話している。

 ビル2階ロビーでは、いちい幼稚園児が、空港リンゴを収穫した際の様子を描いた絵の展示も行われている。展示は2020年1月末まで。

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