
運行システムのトラブルで20日から運休していた八甲田ロープウェー(青森市)は24日午後、点検・修復作業を終え、運行を再開した。電源装置内部の配線が切れかかっていたことがトラブルの原因。運行再開を聞きつけた県内外の観光客が早速ゴンドラに乗り込み、八甲田の秋景色を楽しんでいた。
同社の蝦名正晴社長によると、点検作業の結果、ロープウエーの電源ブレーカー内部で信号を伝達する回路の配線の一部が半分断線していたことが判明。業者が配線を修復、接続し直し、安全確認を行った上で、同日午後0時40分から再開した。
観光客や利用客からは、運行再開を喜ぶ声が相次いだ。盛岡市から妻と観光に来た沖博さん(69)は「午前11時ごろに来た時は動いていなかった。城ケ倉と中野もみじ山(黒石)に行って、ホームページを見たら再開していたので戻ってきた。運が良かった」とにっこり。スキー仲間と訪れた青森市の佐藤良作さん(82)は「毎年紅葉を楽しみにしているので、動いて良かった。今の時期だからね」と声を弾ませた。
蝦名社長は「ご利用できなかったお客さまにおわび申し上げたい。八甲田の紅葉が大きな(青森県観光の)要素であると改めて認識した。今後はメーカーも交えて点検体制を整えたい」と再発防止に万全を期す考えを示した。
同社の蝦名正晴社長によると、点検作業の結果、ロープウエーの電源ブレーカー内部で信号を伝達する回路の配線の一部が半分断線していたことが判明。業者が配線を修復、接続し直し、安全確認を行った上で、同日午後0時40分から再開した。
観光客や利用客からは、運行再開を喜ぶ声が相次いだ。盛岡市から妻と観光に来た沖博さん(69)は「午前11時ごろに来た時は動いていなかった。城ケ倉と中野もみじ山(黒石)に行って、ホームページを見たら再開していたので戻ってきた。運が良かった」とにっこり。スキー仲間と訪れた青森市の佐藤良作さん(82)は「毎年紅葉を楽しみにしているので、動いて良かった。今の時期だからね」と声を弾ませた。
蝦名社長は「ご利用できなかったお客さまにおわび申し上げたい。八甲田の紅葉が大きな(青森県観光の)要素であると改めて認識した。今後はメーカーも交えて点検体制を整えたい」と再発防止に万全を期す考えを示した。
