道の駅「津軽白神」 来館10万人目は山田さん

西目屋村の道の駅「津軽白神」の来館10万人目となった山田さん一家と関和典村長(左端)

 今年4月26日にリニューアルオープンした青森県西目屋村の道の駅「津軽白神」で15日、リニューアル後の来館者数が10万人に達し、白神山地マスコットキャラクター「ブナッキー」などがお祝いに駆けつけ、記念セレモニーが開かれた。

 10万人目となったのは千葉県南房総市から訪れた山田朝陽(ともはる)さん(68)、ひろ子さん(65)夫妻と娘の幸さん(36)、陽輝ちゃん(1)の親子。約1カ月をかけて北海道や東北を巡る旅行の途中で道の駅に立ち寄ったという。

 一家には記念品として、道の駅のおすすめ商品の詰め合わせなどが贈られた。朝陽さんは「人生で一番驚いた出来事のひとつ」と喜びを語り、リニューアル前にも訪れたことがあるというひろ子さんは「とても開放的になった」と話していた。

 同道の駅の来館者数は、昨年の同じ期間と比べると約1.5倍に増え、売り上げも約2倍に伸びた。駅長の桑田翼さんは「若い人や女性などが増え、客層が広がった」と話している。同村産業課の山内啓太観光係長は「テナントの充実や展示スペースができたことで、道の駅に来る目的ができたのでは」と好調の理由を分析した。

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