絶景の星空楽しんで 青森県内の映像上映/アスパム

青い森ホールで上映する映像作品の一部。傘松峠で撮影した天の川(県観光連盟提供)

 青森市の県観光物産館アスパムは27日から週末夜に、2階の「青い森ホール」の大型スクリーンで絶景の星空が楽しめる「アスパム・スター・シアター」を始める。台湾や中国などからの個人観光客の増加を見据え、ベイエリアで夜も楽しめるコンテンツを強化しようと企画した。アスパムを運営する県観光連盟の鈴木耕司事務局長は「中心商店街は夜になると真っ暗になってしまう。夜に遊べる場所を増やすことで、県の観光がさらに盛り上がれば」と期待する。

 新たに上映するのは、静止画を連続させて動画のようにしたタイムラプス映像作品「Time Lapse Aomori」。青森市のタイムラプス映像作家「aomori gonta」さんが制作した。南八甲田や傘松峠、地獄沼など県内各地で撮影した星空を見ることができる。

 アスパムでは、これまでも展望台の営業時間を延ばしたり、クリスマスマーケットやドイツビアフェストを開いたりするなど、夜に楽しめるコンテンツ作りに力を入れてきた。

 今年3月にリニューアルオープンした青い森ホールは現在、県内の名所や祭りを撮影した映像を日中に上映している。夜の上映が加わることについて、同連盟の担当者は「県民の皆さんはもちろん、海外のお客さまにも映像を見ていただき、青森の夜の魅力を知ってもらいたい」と語る。

 スター・シアターの上映は金・土曜日の午後6時、6時45分、7時半、8時15分からの4回で、時間は1回30分。観覧料は1人600円、ペアは千円となっている。11月29日~12月25日のクリスマスマーケット期間は毎日上映する予定。

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