弘前の今昔、市内五カ所で写真展

弘前市土手町周辺の5会場で始まった写真展=中央弘前駅ギャラリーまんなか

 約30年前の弘前と現在の弘前を撮った写真を合わせて展示する展覧会「ひろさき美術館4 1988・2019Hirosaki」が13日、青森県弘前市土手町商店街周辺の5会場で始まった。同市ゆかりの3人がつなぐ当時と現在の弘前の風景を、実際に街を回遊しながら楽しめる。会期は18日まで。

 作家は、同市で活躍した写真家・故長部誠さん(1925~2007年)と、同市出身のフォトグラファー成田亮さん(42)、アートディレクター三上真嗣さん(35)の3人。

 長部さんの作品は、1988年発行の著書「弘前 わが愛の迷宮」から、かつて中央弘前駅近くにあった菓子店「寿々炉」の外観を写したものなど約10点。

 弘前市運動公園などで現在の弘前を撮影した成田さんは「30年前に比べて時間が経過していそうな場所で撮った。今の弘前を(写真で)残しておきたいと考えた」と話す。

 三上さんは、弘南鉄道大鰐線中央弘前駅に1日滞在して撮った写真約180枚を、時系列に並べた作品などを展示。「始発から最終までを一つの時間の単位として捉え、その限られた中でどんな出来事に出合えるかなと考えた」と話した。

 会場は弘前中央食品市場、平山萬年堂、弘前れんが倉庫美術館開館準備室(旧一戸時計店)、開雲堂、中央弘前駅隣のギャラリーまんなか。開館時間は午前10時~午後6時半(最終日は午後4時まで)。入場無料。問い合わせは主催者・弘前アートプロジェクト実行委員会(電話0172-31-0195)へ。

かつて中央弘前駅近くにあった菓子店「寿々炉」を撮影した長部さんの作品(C)MAKOTO OSABE

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