下北地方最大の夏祭り「田名部まつり」が18日、青森県むつ市田名部地区で開幕した。京都祇園祭の流れをくむ5台のヤマ(山車)が朝から夜遅くまで各町内を練り歩いた。20日まで、街はまつり一色に染まる。
豪川(ごうせん)組(横迎町)、義勇(ぎゆう)組(小川町)、共進(きょうしん)組(柳町)、明盛(みょうせい)組(本町・田名部町)、新盛(しんせい)組(新町)のヤマはそれぞれ、昼すぎに田名部神社へ参社。「ヤデコラセーノ」「ヤッ、トーレ」の合図で男衆がヤマを回したり動かしたりした。車輪が大きな音をとどろかせる度に、観衆からは驚きの声や拍手が上がった。
夜になり、ヤマが各町内へ戻る際には、軽快な囃子(はやし)とともに「ヤマヤレ、ヤマヤレ」の掛け声が街中に響き渡った。今年の当番山を務める豪川組の白井健品(たけかず)組頭は「ヤマが勢ぞろいする一年に一度しかない機会なので、ぜひ多くの人に見に来てもらいたい」と話した。
田名部まつりは、江戸時代に下北の総鎮守だった田名部神社の例祭が中核。20日まで、神事や能舞奉納、各地区のヤマ運行が行われる。最終日深夜に神社近くの交差点で5台のヤマがそろい踏みし、来夏の再会を誓う「五車別れ」で最高潮を迎える。
豪川(ごうせん)組(横迎町)、義勇(ぎゆう)組(小川町)、共進(きょうしん)組(柳町)、明盛(みょうせい)組(本町・田名部町)、新盛(しんせい)組(新町)のヤマはそれぞれ、昼すぎに田名部神社へ参社。「ヤデコラセーノ」「ヤッ、トーレ」の合図で男衆がヤマを回したり動かしたりした。車輪が大きな音をとどろかせる度に、観衆からは驚きの声や拍手が上がった。
夜になり、ヤマが各町内へ戻る際には、軽快な囃子(はやし)とともに「ヤマヤレ、ヤマヤレ」の掛け声が街中に響き渡った。今年の当番山を務める豪川組の白井健品(たけかず)組頭は「ヤマが勢ぞろいする一年に一度しかない機会なので、ぜひ多くの人に見に来てもらいたい」と話した。
田名部まつりは、江戸時代に下北の総鎮守だった田名部神社の例祭が中核。20日まで、神事や能舞奉納、各地区のヤマ運行が行われる。最終日深夜に神社近くの交差点で5台のヤマがそろい踏みし、来夏の再会を誓う「五車別れ」で最高潮を迎える。