男鹿半島・大潟ジオパークを再認定 「持続可能な地域づくりの核に」

再認定を受け喜ぶ菅原市長(左から2人目)と高橋村長(同3人目)
 日本ジオパーク委員会は30日、昨年行った現地調査に基づき全国各地の日本ジオパークの認定を審議し、秋田県の「男鹿半島・大潟ジオパーク」を2021年度に続いて再認定した。再認定を受け、ジオパーク関係者から喜びの声が上がった。

 再認定審査は4年ごとに実施。今回は国内15地域のジオパークが日本ジオパークの再認定を受けた。

 日本ジオパーク委員会は「男鹿半島・大潟」について、鵜ノ崎海岸にある小豆岩の研究保全や展示が図られていることに加え、サポーターズクラブ設立や企業向け研修会実施によりジオパーク活動に進展があったと評価。「地質遺産と自然・文化遺産を結び付けたストーリーの活用や次世代の人材育成にさらに取り組むことにより、ジオパークが持続可能な地域づくりの核として発展することが期待できる」とした。

 この日は男鹿市役所に男鹿市と大潟村の首長と教育長らが集まり、審査結果を待った。午後4時過ぎに再認定の連絡を受け、拍手しながら喜びを分かちあった。

 同ジオパーク推進協議会会長の菅原広二男鹿市長は「誇るべきジオパークは地質学の宝庫で、大地を作った歴史を感じることもできる。さらに広く発信していく」、副会長の高橋浩人大潟村長は「大変うれしい。さらに充実したジオパークになったと思う。引き続きガイドやボランティアと盛り上げていきたい」と笑顔を見せた。

 ガイドの会の丸山岳人会長(68)は「ホッとしている。今後は地質的なことだけでなく、文化や自然的な要素も落とし込みながらガイドとして魅力を届けたい」と語った。

 男鹿半島・大潟ジオパークは、約7千万年に及ぶ大地の歴史を伝える、貴重な地質や地形資源に恵まれた男鹿半島と、八郎潟干拓で誕生した大潟村で構成される。2011年に日本ジオパークに初めて認定された。

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