文化審議会(島谷弘幸会長)は23日、秋田県由利本荘市とにかほ市の8地区に伝わる「鳥海山北麓獅子舞番楽」を重要無形民俗文化財に指定するよう松本洋平文部科学相に答申した。県内で重要無形民俗文化財が誕生するのは2014年の「花輪祭の屋台行事(花輪ばやし)」以来。件数は18となり全国最多を更新する。
鳥海山北麓獅子舞番楽は、鳥海山の山岳信仰を背景に屋敷、坂之下、濁川(以上由利本荘市)と伊勢居地(いせいじ)、釜ケ台、冬師、小滝、横岡(以上にかほ市)の各地区で受け継がれてきた神楽。11年に重要無形民俗文化財に指定された本海獅子舞番楽(由利本荘市鳥海町)がルーツといわれ、現在は各地区の保存会がお盆や新築の地鎮、神社祭礼などで演じている。
獅子舞の動作は穏やかで、獅子頭の振りや歯打ちがゆったりとしているのが特徴。獅子舞以外にも「式舞」「神舞」「武士舞」などの演目があり、最後は棒を手にした舞い手が臼を打ち鳴らしながら踊る「空臼舞(からうすまい)」で終えるのも特徴とされる。
文化審議会はこのほかに高知県の「大豊の碁石茶製造技術」、宮崎県の「高鍋神楽」など4件を重要無形民俗文化財に指定するよう答申。三重県志摩市に伝わる「志摩半島の生産用具 真珠養殖関連資料」1件を重要有形民俗文化財に指定することも盛り込んだ。いずれも答申通り告示される見通しで、重要無形民俗文化財は342件、重要有形民俗文化財は229件となる。
鳥海山北麓獅子舞番楽は、鳥海山の山岳信仰を背景に屋敷、坂之下、濁川(以上由利本荘市)と伊勢居地(いせいじ)、釜ケ台、冬師、小滝、横岡(以上にかほ市)の各地区で受け継がれてきた神楽。11年に重要無形民俗文化財に指定された本海獅子舞番楽(由利本荘市鳥海町)がルーツといわれ、現在は各地区の保存会がお盆や新築の地鎮、神社祭礼などで演じている。
獅子舞の動作は穏やかで、獅子頭の振りや歯打ちがゆったりとしているのが特徴。獅子舞以外にも「式舞」「神舞」「武士舞」などの演目があり、最後は棒を手にした舞い手が臼を打ち鳴らしながら踊る「空臼舞(からうすまい)」で終えるのも特徴とされる。
文化審議会はこのほかに高知県の「大豊の碁石茶製造技術」、宮崎県の「高鍋神楽」など4件を重要無形民俗文化財に指定するよう答申。三重県志摩市に伝わる「志摩半島の生産用具 真珠養殖関連資料」1件を重要有形民俗文化財に指定することも盛り込んだ。いずれも答申通り告示される見通しで、重要無形民俗文化財は342件、重要有形民俗文化財は229件となる。