幸せのブルーベリー 盛岡・松本りんご園

ブルーベリーの摘み取り体験を思い思いに楽しむ園児ら
 盛岡市黒川の松本りんご園(松本正勝(まさかつ)園主)は、地元の新鮮なブルーベリーを味わってもらおうと、摘み取り体験を来月末まで行っている。本県はブルーベリーの全国有数の産地。同園は体験を通じて自然の恵みと触れ合う魅力を伝える。

 27日は同市手代森の手代森保育園(佐々木琴子園長、園児84人)の年長児19人が青く熟した実を思い思いに摘み取り、旬の味を楽しんだ。藤原亜伊斗ちゃん(5)は「甘くておいしかった。自分で好きな実を選んで食べられるところが楽しかった」と目を輝かせた。

 松本りんご園では寒冷地向けのハイブッシュブルーベリーを栽培。本県の寒暖差によって糖度が上がるため、味が濃い点が特長だ。体験は20年以上前から毎年行っており、県内外から年間約200人が訪れる。園内の果実は生食向けで、新鮮な味わいを楽しめる。

 ブルーベリーは健康効果が認知され、需要の高まりに伴って全国的にも生産量は増加。農水省の特産果樹生産動態等調査によると、本県の生産量は2005年は83・6トンだったが、15年は99・3トンに達し、同年時点で東北1位、全国7位を誇る。

 日本ブルーベリー協会副会長を務める松本園主(60)は「お客さんと生産者の壁を取り払い、魅力に直接触れてほしい。体験を通じ、自然との触れ合いが幸せな思い出になってくれたらうれしい」と笑顔を見せる。

 摘み取り体験は予約制。税込みで大人800円、小学生以下500円。摘み取った実は100グラム150円で持ち帰ることができる。水曜定休。

 園内にはカフェもあり、収穫したブルーベリーのパイやケーキを味わえる。問い合わせは同園(019・696・2531)へ。

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