青森県むつ市と福島県会津若松市が姉妹都市盟約を結んでから今年で40周年となるのを記念し、むつ市立図書館は30日まで、同館で特別企画展を開いている。会津藩と斗南藩の歴史や、両市の交流の歩みを振り返る展示物が並ぶ。
戊辰戦争で敗れた会津藩士が1870(明治3)年、現在のむつ市などに移り住み斗南藩を立藩した。この縁を踏まえ、両市は1984年9月、姉妹都市盟約を結んだ。
特別企画展は、県近代文学館から借りたパネル12枚を展示。斗南藩と文学の関わりに焦点を当て、会津藩主・松平容保や会津藩士・廣澤安任らの功績を紹介している。パネルに掲載された書や写真の中にはむつ市教育委員会所蔵のものもあり、それも合わせて展示している。
また、過去のむつ市政だよりや会津若松市がむつ市に贈った伝統工芸品もあり、両市の関係の深さを知ることができる。
特別企画展を担当する同図書館の川部小枝華主幹は「むつ市の礎を一緒に築いた藩士の功績や苦労を感じ、私たちにとって手本となる姿が見つかるのではないか。これからも両市のつながりを大事にしようという呼びかけにもなれば」と語った。26日は休館日。
戊辰戦争で敗れた会津藩士が1870(明治3)年、現在のむつ市などに移り住み斗南藩を立藩した。この縁を踏まえ、両市は1984年9月、姉妹都市盟約を結んだ。
特別企画展は、県近代文学館から借りたパネル12枚を展示。斗南藩と文学の関わりに焦点を当て、会津藩主・松平容保や会津藩士・廣澤安任らの功績を紹介している。パネルに掲載された書や写真の中にはむつ市教育委員会所蔵のものもあり、それも合わせて展示している。
また、過去のむつ市政だよりや会津若松市がむつ市に贈った伝統工芸品もあり、両市の関係の深さを知ることができる。
特別企画展を担当する同図書館の川部小枝華主幹は「むつ市の礎を一緒に築いた藩士の功績や苦労を感じ、私たちにとって手本となる姿が見つかるのではないか。これからも両市のつながりを大事にしようという呼びかけにもなれば」と語った。26日は休館日。