三内丸山遺跡 本年度の発掘調査公開始まる

今後詳しく調べる土坑墓について説明する保存活用課の職員(右手前)=1日、三内丸山遺跡

 世界文化遺産「北海道・北東北の縄文遺跡群」の中核である三内丸山遺跡(青森市)で1日、本年度発掘調査(第49次調査)の一般公開が始まった。初日の現場ガイドには観光客ら約40人が参加した。三内丸山遺跡センターの職員が土坑墓があらわになった現場に立ち、「これから墓の詳細な時期や構造について調べていく」と説明した。

 本年度の発掘調査は遺跡中心部につながる「第2号道路跡」(通称・南北の道路)北端周辺が対象。1998~2001(平成10~13)年度の同エリアの調査では道路西側斜面に墓が列状に並んでいることが確認され、その後埋め戻されていた。本年度はこの場所をさらに詳しく調べる予定。

 ガイドを担当した同センター保存活用課の加藤渉・文化財保護主査は「今は平成10~13年度の調査終了時の状態に戻した状態で、これからが本番。現地やホームページで詳細を紹介するので見てほしい」と呼びかけた。

 栃木県から観光で訪れた無職野沢妙子さん(75)は「何か大きな発見があるのではないかと楽しみ。その際はまた見学に来たい」と話した。

 一般公開は雨天時や土日祝日、休館日を除く9月13日までの午前9時~正午、午後1時~4時半。公開日の午前11時から15分程度、調査担当者が最新情報を伝える。


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