大仙市産豚とうさぎ、肉みそで味わって 道の駅なかせんで販売会

 秋田県大仙市産の肉やコメを使った商品の合同販売会が2日、同市長野の道の駅なかせんで始まった。中仙地域特産の杜仲豚(とちゅうとん)とジャンボうさぎを使った肉みそなどが並び、買い物客が品定めした。3日も午前9時半から行い、商品がなくなり次第終了する。

 肉みそは市内の飲食店と市が共同開発し2日に発売。漢方薬に使われる杜仲の葉を餌に混ぜて飼育した「杜仲豚」の肉みそはグランドパレス川端(同市大曲)が、ジャンボうさぎ「中仙月夜(げつよ)」の肉みそは「ちゃんす長野屋」(同市長野)がそれぞれ監修した。市内産の大豆とコメを原料に作った減塩発酵食品「大仙醤(じゃん)」を使い、ご飯や酒に合うように味付けた。110グラム瓶入りで750円。

 このほか、秋田大の学生が酒米作りから醸造まで携わった日本酒「宵の星々」の新酒と、大曲農業高校の生徒が地元産米を使って開発した菓子も売り出された。大学生や高校生が売り場に立ち、買い物客に商品をPRした。

 宵の星々は、市内の酒造会社の5銘柄を統一ラベルで販売するプロジェクトで醸造。720ミリリットル入りの5本が1セットで、千セット限定。9900円。大曲農高生が開発した菓子は米粉入りチーズクッキー「Hi CHEESE!」(ハイチーズ、2枚入り230円)と、コメのドン菓子をチョコレートでコーティングした「チョっPA!」(350円)。

 いずれも道の駅なかせんで引き続き販売し、宵の星々は県内酒販店やオンラインでも取り扱う。

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