旬の毛ガニ、宮古で味わって 鮮魚店や飲食店、宿泊施設がPR

 宮古市で1日、旬の毛ガニを楽しめる二つのキャンペーン企画が始まる。鮮魚店や飲食店、宿泊施設などが一体となって冬の自慢の味覚をPRする。

食材の宝庫、宿泊で体感 三陸海岸魚彩王国実行委

 三陸海岸魚彩王国実行委(沢田亮会長)は宮古市、大槌町、田野畑村の8宿泊施設で、毛ガニを味わえる「三陸ぜいたくざんまい宿泊プラン」を展開する。

 3月17日までで、ゆで毛ガニやワカメのしゃぶしゃぶ、マダラのにぎりずしを堪能できる。2月4日と3月3日は遊覧船を貸し切って日の出クルーズを運航し、「絶景によるもてなし」も企画する。

 2日前までに各施設に予約が必要で、2人以上から利用できる。

40店で販売、料理提供も 宮古観光文化交流協会

 宮古観光文化交流協会(沢田亮会長)は3月末まで「宮古毛ガニ月間」と銘打ち、市内40の参加店で毛ガニの販売や毛ガニを使った料理の提供を行う。

 対象店舗が2022年度の24から大幅に増加。スーパーやすし店、居酒屋などが賛同し、どの時間帯でも楽しめるようにした。各店が掲げるのぼりが目印だ。

 期間中の3月3日は市魚市場で宮古毛ガニまつり、2月25日は浄土ケ浜レストハウス前でプレイベントも開催する。

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