青森県弘前市の弘前公園西堀沿いにある旧水族館が7月、カフェとして生まれ変わる。水族館運営に携わった父の思いを受け継ぎ、娘夫妻が「市民がくつろげる場として活用したい」と、69年前の建物を改修した。アザラシがいたプールもカフェスペースとして利用する。設計・改修を担当した同市の建築家・蟻塚学さん(46)は「弘前公園や周辺の街並みとともに、この建物も街の資源として楽しんでもらえれば」と話した。
水族館は1957(昭和32)年4月、西堀に架かる春陽橋近くに開館した。鉄骨・木造一部2階建て。岩木川漁協が運営し、岩木川に生息するヤマメやイワナ、ナマズなどの淡水魚を中心に展示した。オットセイやペンギン、アザラシ、ワニも飼育されていた。1984(昭和59)年から、「マリンパークひろさき」として再出発し、2008年ごろまで運営していた。
カフェをオープンさせるのは弘前市の坂口晃司さん、瑞乃さん(66)夫妻。瑞乃さんの父・一戸忠蔵さんは長年、水族館の運営に携わっていた。忠蔵さんの「市民に親しまれた建物を残したい」との思いを受け、晃司さんが二十数年前に購入。24年、当時住んでいた東京から、瑞乃さんの地元弘前へ二人で移住し、準備を進めてきた。
7月下旬オープン予定のカフェの名前は、住所が五十石町59であることから「59(ゴクー)」とした。室内は、水族館の白色を基調とした現代的なイメージ。シューズデザイナーとして活躍してきた晃司さんが、家具や照明などのコーディネートを担った。メインスペースには英国の古い水道管を使った鉄製テーブルを設置したり、レトロなシャンデリアやしゃれた椅子を配置したりした。かつて子供たちがアザラシを見たプールは、コーヒーを楽しむ空間になる。
今年2月から設計・改修を行ってきた蟻塚さんは「弘前市民の思い出が詰まった建物なので、水族館のイメージを大切に、できるだけ手を加えないようにした。のんびりした気持ちで過ごせる場となるのでは」と話した。坂口夫妻は「カフェの大きな窓から見える弘前公園の素晴らしい景色を堪能してほしい」と語った。
水族館は1957(昭和32)年4月、西堀に架かる春陽橋近くに開館した。鉄骨・木造一部2階建て。岩木川漁協が運営し、岩木川に生息するヤマメやイワナ、ナマズなどの淡水魚を中心に展示した。オットセイやペンギン、アザラシ、ワニも飼育されていた。1984(昭和59)年から、「マリンパークひろさき」として再出発し、2008年ごろまで運営していた。
カフェをオープンさせるのは弘前市の坂口晃司さん、瑞乃さん(66)夫妻。瑞乃さんの父・一戸忠蔵さんは長年、水族館の運営に携わっていた。忠蔵さんの「市民に親しまれた建物を残したい」との思いを受け、晃司さんが二十数年前に購入。24年、当時住んでいた東京から、瑞乃さんの地元弘前へ二人で移住し、準備を進めてきた。
7月下旬オープン予定のカフェの名前は、住所が五十石町59であることから「59(ゴクー)」とした。室内は、水族館の白色を基調とした現代的なイメージ。シューズデザイナーとして活躍してきた晃司さんが、家具や照明などのコーディネートを担った。メインスペースには英国の古い水道管を使った鉄製テーブルを設置したり、レトロなシャンデリアやしゃれた椅子を配置したりした。かつて子供たちがアザラシを見たプールは、コーヒーを楽しむ空間になる。
今年2月から設計・改修を行ってきた蟻塚さんは「弘前市民の思い出が詰まった建物なので、水族館のイメージを大切に、できるだけ手を加えないようにした。のんびりした気持ちで過ごせる場となるのでは」と話した。坂口夫妻は「カフェの大きな窓から見える弘前公園の素晴らしい景色を堪能してほしい」と語った。