青森県弘前市の観光施設・津軽藩ねぷた村で、津軽地方に伝わる十二支の守り本尊信仰「一代様」と来年の干支(えと)「辰(たつ)」を合わせて描く津軽凧(だこ)の制作が進んでいる。27日、ねぷた村従業員で津軽凧の県伝統工芸士、溝江由樹さん(48)が「上り調子な一年に」と願いを込めながら色付けを行った。
今年制作している凧は、辰年の守り本尊である同市愛宕山下にある愛宕山橋雲寺の「普賢菩薩(ふげんぼさつ)」が、竜を見守る様子を描いた。遠くからでも分かるよう、あえて細かく筆を入れていない。
溝江さんは「一代様の信仰を身近なものにしたい」と、2020年から一代様の凧を制作している。「普賢菩薩には、優れた知恵で世界を救済し人々の幸福を増大させる御利益がある。争いが終わり、平和な世の中になってほしい」と話した。
ねぷた村と東京都中央区新富の青森県特産品センターで販売している。
今年制作している凧は、辰年の守り本尊である同市愛宕山下にある愛宕山橋雲寺の「普賢菩薩(ふげんぼさつ)」が、竜を見守る様子を描いた。遠くからでも分かるよう、あえて細かく筆を入れていない。
溝江さんは「一代様の信仰を身近なものにしたい」と、2020年から一代様の凧を制作している。「普賢菩薩には、優れた知恵で世界を救済し人々の幸福を増大させる御利益がある。争いが終わり、平和な世の中になってほしい」と話した。
ねぷた村と東京都中央区新富の青森県特産品センターで販売している。