国の天然記念物で「日本一の大イチョウ」として知られる青森県深浦町北部の「北金ケ沢のイチョウ」のライトアップが15日、始まった。町観光課によると、今年は葉の色づきが例年に比べ極めて遅く、まだ1割程度。ライトアップは30日までの予定だが、状況次第で期間延長も検討する。
点灯式では、おそろいの黄色の帽子とレインコートに身を包んだ地元の修道小学校の児童有志17人が、元気なかけ声でスイッチを入れた。3年生の藤田琉之介君(9)は「真っ黄色になるととてもきれい。日本一大きいイチョウを見に来て」とPRしていた。
町によるライトアップは今年で12回目。午後4時半から同8時半まで行っている。例年であれば、11月23日の勤労感謝の日の前後が見ごろ。今後の冷え込みにもよるが、今年は遅くなる可能性がある。25日ごろ、延長を判断する。
北金ケ沢のイチョウの幹回りは約22メートル。国内の樹種別で1位、全樹種でも3位の巨木だ。幹から乳房のような形の「気根」が垂れ下がっているため、気根に触れると「母乳の出が良くなる」との言い伝えがあるが、現在は樹木保護の観点から柵が設置され、直接触れることはできない。
点灯式では、おそろいの黄色の帽子とレインコートに身を包んだ地元の修道小学校の児童有志17人が、元気なかけ声でスイッチを入れた。3年生の藤田琉之介君(9)は「真っ黄色になるととてもきれい。日本一大きいイチョウを見に来て」とPRしていた。
町によるライトアップは今年で12回目。午後4時半から同8時半まで行っている。例年であれば、11月23日の勤労感謝の日の前後が見ごろ。今後の冷え込みにもよるが、今年は遅くなる可能性がある。25日ごろ、延長を判断する。
北金ケ沢のイチョウの幹回りは約22メートル。国内の樹種別で1位、全樹種でも3位の巨木だ。幹から乳房のような形の「気根」が垂れ下がっているため、気根に触れると「母乳の出が良くなる」との言い伝えがあるが、現在は樹木保護の観点から柵が設置され、直接触れることはできない。