白神山地の最高峰・向白神岳(標高1250メートル)周辺で紅葉が見ごろを迎えている。18日、向白神岳に連なる青森県深浦町の白神岳には登山者が多く訪れ、世界遺産地域の山々が描くグラデーションの景色を堪能した。
白神岳(同1235メートル)は、標高千メートル前後でブナ林の黄葉がちょうど見ごろ。登山者は標高が高くなるにつれ徐々に木々の色が変わっていく風景を楽しみながら、約6.5キロの行程に汗を流した。この日、山頂付近は雲が次々と流れた。時折晴れ間がのぞくと、目の前に向白神岳が錦の屏風(びょうぶ)となって広がった。
雲が晴れるのをしばらく待っていた兵庫県の藤井義春さん(66)は「標高差で紅葉の色が違うのが面白い。(同じ世界遺産の)屋久島(鹿児島県)の森にも雰囲気が近く、奥深さを感じる」と話していた。
白神岳(同1235メートル)は、標高千メートル前後でブナ林の黄葉がちょうど見ごろ。登山者は標高が高くなるにつれ徐々に木々の色が変わっていく風景を楽しみながら、約6.5キロの行程に汗を流した。この日、山頂付近は雲が次々と流れた。時折晴れ間がのぞくと、目の前に向白神岳が錦の屏風(びょうぶ)となって広がった。
雲が晴れるのをしばらく待っていた兵庫県の藤井義春さん(66)は「標高差で紅葉の色が違うのが面白い。(同じ世界遺産の)屋久島(鹿児島県)の森にも雰囲気が近く、奥深さを感じる」と話していた。