縄文遺跡群の魅力発信 21日から 「さんまるウィーク」

さんまる世界遺産ウィークのチラシ(三内丸山遺跡センター提供)

 27日に世界遺産登録2周年を迎える「北海道・北東北の縄文遺跡群」の価値や魅力を知ってもらおうと、青森市の三内丸山遺跡センターは21~30日を「さんまる世界遺産ウィーク」と位置付け、特別展や夏祭り、フォーラムなど多彩な催しを開く。

 同センターの担当者は「小中高生は夏休み期間なので、子どもたちも楽しめるイベントを用意した。何度も足を運んでほしい」とPRした。

 21日は特別展「三内丸山と漆」が開幕。縄文時代の人々がどのように漆を利用していたのか、漆製品や製作痕跡からその技術に迫る内容。長い年月を経ても鮮やかな美が残る当時の技術の高さが体感できる。

 29日のフォーラムではセンター職員が「世界遺産になって変わったこと」と題して報告をし、岡田康博所長が「縄文遺跡群の未来」をテーマに講演する。

 ウイーク中の土日と世界遺産の日(27日)は観覧料無料(特別展は別途観覧料必要)。

 三内丸山縄文夏祭りの概要は次の通り。

 ▽体験イベント クイズラリー、縄文ハンター、発掘ひろば、さんまる縁日コーナー▽ステージイベント 「仮面ライダーギーツショー」、多田慎也さんのエフエム青森の番組「多田慎也Project Apple Pop」の公開生放送に王林さんがゲスト出演=以上22日、「ひろがるスカイ! プリキュアショー」(23日)。「あおもりべじまつり」(両日)

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