景観堪能、江戸期の肝いり屋敷・三浦館で見学会

庭の景観について説明を受ける参加者
 秋田市金足黒川の国指定重要文化財「三浦館」の公開見学会が24~26日に行われた。3日間で事前に申し込んでいた計96人が来館。三浦館保存会員の説明を受けながら、建物の構造や敷地内の景観を楽しんだ。

 三浦館は江戸時代、旧黒川村で村を治める「肝いり」を代々務めた三浦家の屋敷で、2006年に国指定重要文化財に指定された。見学会では、最大5千俵を貯蔵したという米蔵や武家階級の格式を示すケヤキ造りの表門などを見て回った。

 1861年に建てられた約560平方メートルの主屋は、幕末期の民家として東北最大級。かやぶき屋根に約130トンに上るカヤが使われていると説明を受けると、参加者は驚いた様子だった。

 主屋の南側には「見下ろしの庭」と呼ばれる日本庭園があり、参加者は園路から4メートルほど下方に広がる白やピンクのツツジと、モミジの若葉が織りなす景色を一望した。このほか、作業場として利用されていた土間から外を眺め、額縁に入った絵のように見える風景も楽しんだ。

 初めて見学した同市牛島東の三浦喜夫さん(71)は「昔の生活の余韻を感じた。予想以上に規模が大きく、敷地内の景色も素晴らしかった」と話した。

 公開見学会は8月31日と11月にも開催する予定。問い合わせは保存会事務局TEL018・873・6709

秋田市

秋田
新屋の古民家がカフェに 「わわわ」開店、ジャズとうどんも
秋田
昼も夜も紅葉見頃 水心苑、曜日限定ライトアップも
秋田
秋の味覚「自然薯」店頭に 秋田市河辺の直売所
秋田
カンガルー伸び伸び 大森山動物園に新展示場オープン
秋田
クジャクアスター見頃 秋田市雄和のダリア園