【連載うまい森・味めぐり】幸たっぷりとGMU/青森

観光大使の委嘱状を手に小野寺市長と一緒にポーズを取るGMUの5人(前列)。市内中高生でつくる青森市子ども会議のメンバー(後列)と一緒に「幸たっぷりと青森市」のキャッチコピーを全国に発信する=18日、「うまい森 青いもりフェア」で

 「グルメミュージックユニットGMUの皆さんを市の観光大使に任命することを、この場で発表します」-。18日に青森市の県観光物産館アスパムで行われた「うまい森 青いもりフェア」でのサプライズ。小野寺晃彦青森市長が高らかに宣言すると、ステージは来場者の拍手に包まれた。

 GMUは、青森の食を応援するというコンセプトで、市内の飲食関係者らが2015年10月につくった地域活性化アイドルユニットだ。正規メンバーは、リーダー・森野まりん(南部町、高校1年)、渋谷まこ(弘前市、高校3年)、橘あんな(青森市、高校1年)、涼山しおん(弘前市、高校2年)、田中シュリ(板柳町、中学3年)の5人。このほか候補生4人がステップアップを目指してレッスンに励んでいる。

 GMUは昨年1年間に、県内外のイベントやテレビ、ラジオ出演など30件を超すスケジュールをこなした。観光大使の委嘱状を手にした森野さんは「青森の魅力を、もっと県内外に発信したい」と感激した様子。代表兼音楽プロデューサーの高杉圭之輔さん(46)は「市内の中高生と一緒になって、地元の魅力発信や課題解決にも挑戦します」と抱負を語った。

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 東奥日報社の「うまい森 青いもりフェア」に参加する各市町村の話題を、毎週月曜日に掲載します。

<「魅力発信の先頭に」 小野寺晃彦市長>

 GMUの皆さんは「うまい森 青いもりフェア」「あおもりバル街」など地元で行われるイベントだけでなく、県外の物産展でも青森の食の魅力を大いに発信してくださっています。

 1月に開かれた「ふるさと祭り東京2019」でも「GMU★Rock,n,Roll 幸たっぷりと青森市バージョン」が来場者に好評で、こうした頑張りへのお礼の意味も込めて観光大使に任命しました。

 青森は優れた食材がたくさんありますが、情報発信が足りない部分もありました。GMUメンバーには、「あおもりカシス」や「アオベジ(あおもり魅力野菜)」など新たな食の魅力のPRでも、観光大使として先頭に立ってもらおうと期待しています。

<7月7日 AOMORIマラソン 親子2キロなど参加者募集>

 第28回AOMORIマラソン(青森市、東奥日報社などで組織する実行委員会主催)が7月7日、青森市で開催される。スタート、ゴールは合浦公園。親子で気軽に参加できる2キロから陸奥湾に臨む青森ベイブリッジを走り抜けるハーフ(約21キロ)までコースは7種目。申し込みは大会リーフレットにある振替用紙で5月31日までに。ネット(RUNTESほか)では6月2日まで受け付ける。参加費などの問い合わせは大会事務局(電話017-773-7305)へ。

小野寺晃彦青森市長

潮風を感じながら例年約3千人が健脚を競うAOMORIマラソン

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