まち彩る2千体のひな人形 きょうから花巻・大迫でまつり

雛まつりに向けて準備を進めるボランティアのスタッフ
 花巻市大迫町のおおはさま宿場の雛(ひな)まつり(実行委主催)は23日、同町の大迫交流活性化センターをメイン会場に開幕する。江戸時代から代々受け継がれるひな人形など2千体を展示。3年ぶりの開催で、住民が地域のにぎわい創出に向けた思いを込めて華やかに彩る。

 20日は地元のボランティアら15人ほどが集まり入念に準備した。人形を飾る木の台を組み立て、赤色の毛せんを丁寧に敷く。300年以上にわたり受け継がれるひな人形を修理しながら配置すると、美しい飾りが完成した。

 同センターには約千体を展示。面長な顔や豪華な衣装が特徴の享保びなのほか、古今びなや次郎左衛門びななどが並ぶ。地域の各商店など23カ所でもそれぞれ展示する予定だ。

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