
陸前高田市立博物館(松坂泰盛館長)に、フランスの彫刻家ロダンの代表作「考える人」が展示される方向となった。収蔵する名古屋市博物館が大規模改修のため休館するのに伴い、東日本大震災後に友好協定を結んだ縁で貸し出しの打診があった。期間は今秋から3年間を予定。大型の「グランドモデル」は国内に4体しかなく、再建したばかりの博物館の目玉として注目を集めそうだ。
名古屋市博物館によると、本体は高さ1・8メートル、重さ900キロ。1977年の開館当時に市民が購入し、市に寄贈した。公式の型から鋳造された大型のモデルは、国立西洋美術館(東京)など国内に4体しかない貴重なブロンズ像となる。
陸前高田市立博物館への搬入が可能か図面での確認を進めており、今月中に現地調査する。貸し出しは無償。像は取り外し可能な台座と併せて10月以降、名古屋市の費用負担で陸送する見通しだ。
名古屋市博物館によると、本体は高さ1・8メートル、重さ900キロ。1977年の開館当時に市民が購入し、市に寄贈した。公式の型から鋳造された大型のモデルは、国立西洋美術館(東京)など国内に4体しかない貴重なブロンズ像となる。
陸前高田市立博物館への搬入が可能か図面での確認を進めており、今月中に現地調査する。貸し出しは無償。像は取り外し可能な台座と併せて10月以降、名古屋市の費用負担で陸送する見通しだ。