29~30日、紅葉ライトアップ 八戸・南郷

明かりに照らされ闇にモミジが浮かび上がるカッコーの森

 青森県八戸市南郷地区で紅葉が見ごろを迎え、カッコーの森エコーランドと市民の森不習岳(ならわずだけ)で29、30の両日、夜間のライトアップが行われる。カッコーの森では26日、不習岳では27日夜に関係者が試験点灯を実施。赤や黄に色づき始めたモミジの葉が暗闇の中に浮かび上がり、辺りは幻想的な雰囲気に包まれていた。

 カッコーの森のライトアップは指定管理者「エスプロモ」が行い、今年で11回目。茶室「谿松庵(けいしょうあん)」やバンガロー、せせらぎ周辺の約280本のモミジを色とりどりの照明で照らすほか、カボチャランタンや竹灯籠を設置する。

 南郷屋内運動場の下田尋通館長は「毎年恒例の紅葉だが、今年の色を楽しんでほしい」と話した。

 不習岳のライトアップは新型コロナウイルスの影響により一昨年、昨年と中止したため3年ぶりの実施。もみじ園に広がる約300本のモミジを、電球やサーチライトの光で包む。南郷観光協会の松倉政勝会長は「昼とは違う美しさを皆さんに見てほしい」と語った。

 点灯時間はカッコーの森が午後4時半~7時半、不習岳が午後5~7時。どちらも紅葉の見ごろは11月初旬まで続く見通しという。

ライトアップで色とりどりのモミジが輝く不習岳


八戸市

青森
梨杏(八戸出身)地元で初勝利誓う/女子プロレス「スターダム」青森、八戸で18、19日開催
青森
公立美術館連携フェス25万人・現美で祝う
青森
擬態したり隠れたり… 魚見て詐欺を知って
青森
馬と疾走 華麗に騎射/八戸で流鏑馬大会
青森
青森県内5美術施設連携「GOKANアートフェス」 来館者20万人超え、県外からも