青森ねぶた、3年ぶり開催/炎の武者人形再来


 北国に炎の武者が戻ってきた。青森市の青森ねぶた祭が2日夜、開幕した。開催は3年ぶり。初日は大型ねぶた11台、子どもねぶた・担ぎねぶた計5台が出陣。時折雨が降るあいにくの天気の中、真夏の夜空を焦がすその姿に、約12万人(青森ねぶた祭実行委員会発表)の観衆が酔いしれた。

 午後7時。号砲が運行開始を告げると、新町通りに繰り出した各団体の囃子(はやし)方が一番笛を響かせた。新型コロナウイルス禍で中止となった過去2年間の鬱憤(うっぷん)を晴らすかのような力強い太鼓の打音に、手びらがねが軽快なリズムを刻む。ご時世なのか「ラッセラー」のかけ声こそ控えめだったが、花がさ、浴衣姿のハネトたちが勢いよく跳びはねた。

 明かりのともった武者人形は、祭りの花形「扇子持ち」の采配に従い、見えを切るように沿道へ。観衆たちは拍手を送りながら、迫力ある光景を収めようと、スマートフォンなどで撮影していた。このほか、昨年の代替イベントで披露された、ねぶた師14人による合作ねぶた「願いの灯(ひ)~薬師如来・玄奘三蔵と十二神将」も運行され、祭りに花を添えた。

【弘前ねぷた】

 2日目を迎えた弘前ねぷたまつりは、弘前市中心部の土手町コースで合同運行を行った。午前中から断続的に降った雨は出発前にやや弱まり、雨よけのシートをかぶせたりした大小19台の扇ねぷたなどが出陣した。各団体がねぷた囃子と「ヤーヤドー」のかけ声を響かせ、沿道の約5万人(まつり本部発表)を魅了した。

【八戸三社大祭】

 八戸市の八戸三社大祭はおがみ神社と長者山新羅神社で例祭が厳かに行われた。中止となった神社行列の代替行事として、郷土芸能やお囃子が市庁前市民広場などで披露され、来場者がリズミカルな太鼓や笛の音色に聞き入っていた。

※「おがみ神社」の「おがみ」は、雨かんむりと「龍」の間に「口」が横に三つ

3年ぶりに開催された青森ねぶた祭。大小16台が出陣し、夏の夜空を熱く焦がした=2日午後8時47分、青森市本町

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