助け合い社会の縄文から学ぶ 遠野のドキ・土器館で企画展

黒田篤史学芸員(右)の説明で企画展を楽しむ来場者
 遠野市新町の遠野まちなかドキ・土器館で、企画展「遠野縄文万博~人類の歩みと平和」(市教委など主催)が開かれている。初公開の石製品を含む市内の遺跡から出土した約300点が並び、来場者は縄文時代の人々の生活に思いをはせている。

 メインは縄文時代前期を主体とする達曽部(たっそべ)大畑遺跡=同市宮守町=で発見された鍵の形をした高さ数センチの使用方法不明の石製品。企画展初日の4月30日は市教委の前川さおり副主幹(52)と黒田篤史学芸員(43)らがギャラリートークを繰り広げ、前川さんは「物を交換し助け合う寛容な社会が縄文時代だった。戦争がある現代社会は果たして進歩と言えるのか」と問いかけた。

 9月30日まで。午前10時~午後4時。月曜など休館。入場無料。問い合わせは同館(0198・62・7820)へ。

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