「御城印」を手に歴史感じて 横手市・金沢城跡で販売

後三年合戦金沢資料館で販売されている御城印
 秋田県横手市は市内の金沢城跡を訪れてもらおうと、訪問記念の「御城印(ごじょういん)」を近隣の後三年合戦金沢資料館で販売している。金沢城など南部氏ゆかりの城があったとされる北東北3県の自治体などが連携し、認知度向上を図る「南部お城めぐりプロジェクト」の一環。

 金沢城は14~16世紀に南部氏や小野寺氏が築いたとされる中世の山城で、周辺には後三年合戦(1083~87年)の最終決戦の舞台となった金沢柵(かねざわのさく)があったと推定されている。

 金沢城の御城印は縦約16センチ、横約11センチ。横手市の書家が「出羽国金澤城」や「登城記念」、「後三年合戦古戦場金澤柵」などの文字を記した。金沢城跡二の丸にある金澤八幡宮の神社紋「笹竜胆(ささりんどう)」と、金沢柵の戦いに参戦した源義光を始祖とする佐竹氏の家紋「月丸に五本骨扇」もあしらった。1枚300円。

 御城印は、歴史に興味のある人などに城跡を巡って寺社の御朱印のように集めてもらおうと、全国各地で制作、販売の動きが進んでいる。

 南部お城めぐりプロジェクトは2019年度にスタート。現在は金沢城のほか、青森県の種里城や岩手県の久慈城など計13の城が御城印を用意している。

 横手市は本年度、プロジェクトに参加した。本県でプロジェクトに加わっているのは金沢城のみ。売り上げの一部は、城跡の整備や調査研究に充てる。

 市文化財保護課は「御城印を手に現地の城跡などを訪れて、歴史を感じてほしい。金沢城跡を起点に、さまざまな城に足を運んでほしい」としている。

 御城印は後三年合戦金沢資料館でのみ販売している。郵送はしない。開館は午前9時~午後5時。月曜定休。資料館TEL0182・37・3510。

 他の御城印の販売場所についての問い合わせは、プロジェクト事務局の八戸市博物館(青森県)TEL0178・44・8111

横手市

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