西北五観光でスタンプ集めよう SNSで名所情報発信

立佞武多の館で写真を撮影するインフルエンサーたち

 青森県西北地域県民局は16日、会員制交流サイト(SNS)を使って観光名所の魅力を発信する取り組み「西北GOスタンプラリー」を始めた。地元の若者らが、スマートフォンの位置情報機能と連動したインターネットの専用サイトで観光名所のスタンプを集め、SNSに名所の写真を投稿する仕組み。新型コロナウイルス収束後の観光客誘致につなげる狙いだ。

 観光名所は立佞武多(たちねぷた)の館(五所川原市)や鶴の舞橋(鶴田町)、種里城跡にある歴史資料館「光信公の館」(鯵ケ沢町)など21カ所。各地を実際に訪れ、衛星利用測位システム(GPS)を使いながらサイトを開くとスタンプを取得できる。

 利用者にはスマホのカメラで観光名所周辺の写真を撮影し、「#奥津軽」「#西北GO」といった検索目印(ハッシュタグ)を付けて、ツイッターやインスタグラムなどのSNSに投稿してもらう。スタンプを五つ以上集めて同県民局に連絡すると、投稿写真の出来栄え次第で観光施設の宿泊券や名産品が当たる。

 初日の16日は、インターネット上で若者に発信力のある「インフルエンサー」が同県民局の招待を受けて立佞武多の館などを巡り、ねぶたの制作現場や高さ23メートルの大型立佞武多の写真を撮影していた。

 インフルエンサーの妻神和さん(24)=青森市=は「(ヒバの巨木の)十二本ヤスなど、初めて見たときの感動を誰かに伝えたいと思う場所がたくさんあった」と話した。

 スタンプラリーの期間は9月20日まで。問い合わせは県西北地域県民局(電話0173-34-2174)へ。

スタンプを押すスマートフォンの画面

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