明治のひな人形、衣装華やか表情豊か 秋田市如斯亭

如斯亭庭園の主屋に飾られている明治時代のひな人形
 秋田市旭川南町の国指定名勝「旧秋田藩主佐竹氏別邸(如斯亭(じょしてい))庭園」の主屋で、桃の節句を前にひな人形が展示されている。人形は明治時代に作られた。細かく描き込まれた表情や華やかな衣装が楽しめる。3月14日まで。



 同園によると、人形の多くは江戸時代後期から明治にかけて活躍した人形師・桃柳軒玉山(とうりゅうけんぎょくざん)が制作した。2013年に個人から同園を管理する佐竹史料館(同市千秋公園)に寄贈された。このほか、江戸時代から続く老舗人形店の人形師・光月が明治時代に作った男女びなも展示。玉山作のきりっとした表情と、光月作の柔和な表情を見比べられる。

 同園の職員によると、男女びなの後ろに飾られたびょうぶに描かれたニワトリの絵には、子宝に恵まれるようにという願いが込められた。職員は「人形のほかにも、牛車や重箱などの貴重なひな道具もそろっている。昔の雰囲気を味わってほしい」と話す。

 今月27日にはちりめんを使ったつまみ細工によるひな飾りの制作実演も行われる。同園のボランティアガイドが講師となり、午前10時半と、午後2時の2回実施する予定。申し込み不要。

 開園時間は午前9時半~午後4時(12~3月)。期間中無休。入園料は一般210円、高校生以下無料。問い合わせは同園TEL018・834・6300

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