世界遺産9年、よみがえる輝き 平泉・中尊寺金色堂修理進む

保存修理が進む中尊寺金色堂=29日、平泉町平泉
 平泉町の中尊寺では、金色堂の保存修理工事が進んでいる。「平泉の文化遺産」の世界遺産登録から丸9年を迎えた29日も、大勢の参拝客が訪れる中、作業を行った。

 金色堂の修繕は1968年の「昭和の大修理」以来。4人の作業員が筆やへらを使い、堂の外壁に生じた亀裂や金箔(きんぱく)や漆がはがれた部分などを修繕した。

 工事を担当するのは、文化財補修に実績がある小西美術工芸社(東京)。新型コロナウイルス感染症の影響で1カ月遅れて作業を始めた。工期は12月13日までの予定。

 同寺管財部の佐々木五大(ごだい)次長(39)は「10周年をより美しい状態で迎えられるよう作業している。普段は見ることのできない伝統技術による修理の様子を見てもらいたい」と話す。

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