新造船ブルールミナス就航 津軽海峡フェリー

青森港に着岸した新造船「ブルールミナス」の就航初便=9日午後9時すぎ

 津軽海峡フェリー(北海道函館市)は9日、青森-函館航路に新造船「ブルールミナス」(総トン数約8800トン、全長約144メートル)を就航させた。新型コロナウイルスの影響で記念式典は行わなかったが、同日夕に函館港を出港した就航初便は、見物客数人に見守られながら同日午後9時すぎに青森港に着岸した。

 新造船は、2014年以降青函航路に就航している「ブルーマーメイド」「ブルードルフィン」「ブルーハピネス」の3隻と同じ仕様。多彩な客室を備えた上質な船旅を同社は「カジュアルクルーズ」と位置付けている。

 進行方向を眺めながらくつろげるリクライニングシートの「ビューシート」、バストイレ付きの2人用個室「スイート」などのほか、大型犬対応の設備も備える。

 新造船就航は、5月22日の「ブルードルフィン2」退役に伴うもの。同社の営業担当者は「4隻いずれも個室のある大型船となり、自由席でもお客さま同士の距離が十分取れるので、新型コロナウイルスを見据えた移動様式にふさわしい」とPRした。

青森市

青森
縄文の魅力発信 これからも/三内丸山応援隊30周年
青森
紅葉色彩豊か 城ケ倉大橋と共演
青森
青森県やJRが12~3月に観光キャンペーン
青森
令和版の民謡を発信 バンド「鬼オニギリズ」28日青森で初公演 メンバーに青森県人2人
青森
八甲田、酸ケ湯温泉で初雪