弘前ねぷた本、今年は「平成の総集編」に

過去に発行した「速報ガイド」を手に「ねぷたまつりのない寂しさを紛らわせたい」と話す路上社の安田代表

 弘前ねぷたまつりの中止を受け、40年近くにわたり「弘前ねぷた速報ガイド」を発行してきた青森県弘前市の出版社「路上社」(安田俊夫代表)が今年は、平成30年間のねぷたまつりを振り返る「総集編」を発行する。安田代表は「自分も含めたねぷた好きが感じる、まつりのない寂しさを紛らわせられれば」と話している。

 「速報ガイド」は1983(昭和58)年創刊。毎年開幕日の8月1日に合わせ発売し、各団体のねぷたの写真やコメント、出陣日などを紹介する。昨年の発行部数は5500部だった。

 総集編は、通常の2倍ほどの160~200ページを想定。鏡絵、見送り絵を運行団体ごとに掲載し、年代を追って一覧できるようにする。平成の事件や流行を交えながら、30年間で多かった題材の分析なども掲載。このほか、4千点以上にのぼる30年間の鏡絵、見送り絵を閲覧できるようにホームページを新設する予定。

 安田さんは「中止の年だからこそ、一つの区切りとして立ち止まり、これから先、何度でも見返してもらえるようなものにしたい」と話す。発売時期や値段は未定。

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