
新型コロナウイルス感染症拡大を受け、8月7日に予定されている陸前高田市高田町の夏の風物詩「うごく七夕まつり」は中止の方向となった。13日に実行委(横田祐佶会長)の三役会を開き、5月の総会に中止案を示すことを決めた。東日本大震災後も毎年続けてきた伝統行事だが、安全を最優先する。
三役会は、4月にも各地区で準備が始まり、当日は全国から観光客やボランティアらが大勢集まることから開催は難しいとの見方で一致した。
同まつりは2011年3月の東日本大震災により、例年参加していた12町内会の山車のうち9台が流失。同年夏は3台が同市高田町の中心部を巡り、翌年以降も開催を継続してきた。
約900年の歴史を誇り、同じく震災後も開催を続けてきた同市の気仙町けんか七夕祭りも既に中止が決定している。
横田会長(77)は「中止の判断は致し方ない。伝統をつないでいく思いは変わらない」と語った。
三役会は、4月にも各地区で準備が始まり、当日は全国から観光客やボランティアらが大勢集まることから開催は難しいとの見方で一致した。
同まつりは2011年3月の東日本大震災により、例年参加していた12町内会の山車のうち9台が流失。同年夏は3台が同市高田町の中心部を巡り、翌年以降も開催を継続してきた。
約900年の歴史を誇り、同じく震災後も開催を続けてきた同市の気仙町けんか七夕祭りも既に中止が決定している。
横田会長(77)は「中止の判断は致し方ない。伝統をつないでいく思いは変わらない」と語った。