陸前高田に「まちの縁側」 子育て支援施設や障害者カフェが入居

かさ上げ地にオープンした交流施設「陸前高田アムウェイハウスまちの縁側」
 一般財団法人日本アムウェイ財団(東京、※(とう)嘉楓(かふう)代表理事)が陸前高田市高田町に整備した交流施設「陸前高田アムウェイハウスまちの縁側」が完成し、26日にオープニングセレモニーを行った。障害者によるカフェや子育て支援施設、高齢者の生活相談窓口、観光案内所が入居。気仙杉をふんだんに使い、気仙大工の伝統工法で仕上げた新施設が多様な交流を育む。

 セレモニーには約70人が出席。同財団のピーター・ストライダム評議員会長は「ハウスが地域の象徴として皆さまを見守ってくれるだろう。今後も継続的に支援したい」とあいさつした。

 戸羽太市長は「『ノーマライゼーションという言葉のいらないまちづくり』を象徴する建物。多くの人が希望を見いだす場所にしたい」と強調。国立競技場の設計に携わった隈研吾さんが設計を手掛けており、隈さんは「気仙大工の伝統を発信し、後世につなぐきっかけになってほしい」と願った。

 新施設はJR陸前高田駅西側の敷地約1800平方メートルに整備した。木造平屋で床面積約500平方メートル。屋上に展望デッキを設けた。総工費約4億1千万円。市と入居団体が管理する。

 市観光物産協会と市社会福祉協議会のくらし応援窓口は27日、子育て支援を手掛けるNPO法人きらりんきっずは29日に開所。障害者就労支援施設あすなろホームの「はぴなろカフェ」は2月1日に開店する。

※は「にんべん」に「冬」

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