親鸞掛け軸を元日に初公開 北上・藤沢の遊行上人堂

親鸞が描かれた掛け軸を手に、新年の平穏を願う八重樫康伸さん
 北上市藤沢の遊行上人(ゆぎょうしょうにん)堂で1月1日、浄土真宗の開祖親鸞(1173~1262年)が描かれた掛け軸が開帳される。代々お堂の別当を務める地元の農業八重樫康伸(やすのぶ)さん(78)一家が、明治時代から約120年間保管してきた掛け軸を初公開。令和初の年明けを前に、平穏な年が訪れるように祈りを込める。

 掛け軸は縦120センチ、横40センチほどで「開山親鸞聖人」の文字とともに親鸞が経典を書く姿が描かれている。作者や制作年代は不明。1901(明治34)年、康伸さんの祖父三五郎(さんごろう)さん(故人)が現在の同市さくら通り付近の道端で拾った。警察に届け出たが持ち主は現れず、八重樫家の所有物となった。

 同日は時宗68、73、74代大僧正が揮毫(きごう)した六字名号の掛け軸も無料公開する。午前0時~午後5時。

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